私どもJPIW合同会社は、名古屋NEXT市場上場の株式会社エスポア(以下、「エスポア社」と言います。)への議決権300個以上を6カ月前から継続して保有し、エスポア社に対し会社法297条1項に基づき下記の通り、エスポア社の臨時株主総会の招集を請求いたしました。
東京地裁の判決により株主による臨時株主総会開催許可が得られている状況であり本来であれば、10月2日に臨時株主総会招集通知の発送が予定されておりました。
しかし去る9月6日にエスポア社に対してWaterside Charm Ltd社(以下、「WC社」と言います。)より公開買付に係る提案が提示されたことについて、当社にもWC社からの通達があり事実確認ができた次第です。
その上で、現在、エスポア社との間において提案内容の協議が開始されており、発行体として、賛否の意見表明に時間を要しており、株主利益および企業価値の向上を主眼において提案内容の比較検討時間が必要であるとの理由により株主による臨時株主総会の開催の延期の要請をいただきました。
当社としては、エスポア社の企業価値向上に向けた事業提案が主眼であり、当社提案による企業価値向上は自信があり、万全の体制にて臨んでおりますゆえ、その要請について一定期間を設定した上において、再度、基準日の設定を行い臨時株主総会の開催の延期について承諾をいたしました。
ご関係者様からのお問い合わせも多いことから本日、御報告をさせていただきます。
なお、当社に届きましたエスポア社向けの公開買付にかかる提案書における部分的開示についてWC社より承諾が得られておりますので、部分的な開示をいたしますが、WC社の買付提示額について当社は明確に反対を表明しておりますことを御報告いたします。